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よくあるご質問


Q1 大学生が勉強ばかりして課外活動の時間が無くなるのではないですか?
Q2 負のスパイラルは現状なぜ解消されないのですか?
Q3 負のスパイラルが解消すると何が変わるのですか?
Q4 負のスパイラルは就活の他の問題と何が違うのですか?
Q5 株式会社 大学成績センターとの関係は?
Q6 企業が履修履歴を活用しない理由は何ですか?

Q1 大学生が勉強ばかりして課外活動の時間が無くなるのではないですか?


負のスパイラルが解消し、大学生が学業に力を入れることが報われる社会になっても、課外活動の時間は減らないと考えています。(※下図参照)
日本の課外活動のレベルは、多様性や量においても素晴らしいものです。
現状の課外活動のレベルを維持しながら、学業においても同様に力を入れるようになることが重要です。




Q2 負のスパイラルは現状なぜ解消されないのですか?


負のスパイラルは企業・大学生・大学教員の3者がそれぞれのメリットにしたがって行動している結果生じています。 それだけに、自然には解消されにくいものです。
大学生にとっては、課外活動にのみ力を入れることは嫌なことではありません。また、大学教員にとっても教育に時間を割かず、研究のみに力を入れることができます。
両者にとって、現状は心地が悪いものではありません。これが、負のスパイラルが解消しにくい理由です。



Q3 負のスパイラルが解消すると何が変わるのですか?


負のスパイラルが解消されると、大学生にとっては学業に力を入れることが報われる社会、大学教員にとっては教育(指導と評価)に力を入れることが報われる社会になります。
そのようになると現在起こっている就職問題が解決されるだけでなく、下記のような様々な変化が起こってきます。

 ・大学受験時の結果だけではなく、通った大学での学業に対する努力も評価される
 ・社会人になってから、再度、大学で学んだ結果(履修履歴)が評価される
 ・上位の大学に入学した後も、学ぶ努力を続ける学生が増える
 ・日本の大学での履修履歴が海外で評価され、相互の留学が活発になる
 ・大学で学ぶことが、社会で役立つ知識やスキルにつながる 




Q4 負のスパイラルは就活の他の問題と何が違うのですか?


負のスパイラルを解消することは、基盤的環境を整理することです。
現状は、大学生が学業に力を入れても報われない社会環境です。また同時に大学教員にとっても教育に力を入れても報われない社会環境です。
人は仕事を頑張れば豊かな生活をできる可能性が高くなるから頑張ります。
もし仕事を頑張っても報われない社会環境であれば頑張れるでしょうか?
この極めて当たり前の環境があるから、人はそれぞれ自分に合った仕事を探したり、仕事と余暇のバランスを考えたりします。負のスパイラルを解消し、大学生が学業に力を入れることが報われる社会になれば、現状の就職や大学教育に関する多くの問題はおのずと解決される方向に向かうでしょう。




Q5 株式会社 大学成績センターとの関係は?


株式会社 大学成績センターは、NPO法人DSSの活動をサポートすることのみを目的とした社会的企業です。
DSSが企画・設計した「履修履歴データベース」を社会インフラとするため、履修履歴データベースの利用拡大を推進しています。

株式会社 設立の理由
企業様がNPO法人からサービスの提供を受けるには、多くの場合、通常よりも煩雑な社内手続きが必要となります。
それら手続きが、ご導入の障害とならないよう、株式会社を併設し、株式会社からサービス提供が出来る体制を整えました。




Q6 企業が履修履歴を活用しない理由は何ですか?


大きく2つの理由があります。

1 活用しにくい
 ・大学により成績段階、表記法、成績証明書の形式が異なる
 ・紙での収集は負担が大きい

2 成績評価への信頼度が低い
 ・大学生が良い成績を取ろうとしていない(真剣には取り組んでいない)
 ・大学教員の成績評価のつけ方に大きな差がある

DSSおよび大学成績センターでは、履修履歴が活用しやすくなるように「履修履歴データベース」を提供しています。
また、履修履歴データベースの利用拡大を促進し、成績評価の厳正度を見える化していくことが、成績評価への信頼度を高めていくことにつながると考えています。